甘満の恵みについて
甘さが満ちあふれ日本一しあわせになれるイチゴ「甘満の恵み」(かんまんのめぐみ)にこめた思い
そうそう、1個5000円の桃ですが肝心の味はどうだったかと言うと、普通に美味しかったのですが、正直飛び抜けて美味しかった訳ではありません。
私もこの体験から、いつか人の記憶にずっと残るような特別なイチゴを作ってみたいと思うようになりました。
インパクトだけじゃなくて、
「あのイチゴ本当においしかったよね」
「あの時のイチゴの味は忘れられないわ」
「また来年も送ってくれていいんだよ笑」
そして
「あの人のプレゼントにどうかしら」
「お世話になってる人に贈ろう」
「花じゃなくていちごにしようかな」
というように、大切な人達への贈り物候補として挙がるような
いちごを作りたいとも思っておりました。
毎年毎年、
去年よりもおいしいイチゴを作りたい
去年より1粒でも多く実らせたい
どうしたらもっと上手く作れるんだろう
と、何度も壁にぶつかりながら
悪戦苦闘の日々を送ってきましたが、
ある年、自分でもビックリする位の
超巨大ないちごが
採れるようになりました。
とはいえ収穫できた数も非常に少なく
販売するにはとても数が足りないので
家族やスタッフに食べてもらうと
「こんな大きさのいちご見た事ない!1口で食べるの不可能だね」
「大変いちごの汁が!ちょっとティッシュティッシュ!」
「これは次元が違うわ」
「甘すぎてため息がでちゃう」
と誰もが驚きの感想を述べていました。
その時は偶然できたというか、
このイチゴがどうやってできたのか
説明がつきませんでした。
しかしその後何年か試行錯誤を重ねた末、
その甘くて超特大サイズのイチゴを
自分の技術で作る事ができるようになりました。
いつか人の記憶にずっと残るような
特別なイチゴを作りたいと思っておりましたが
ようやくそのイチゴを完成させる事が
できたのではないかと思います。
そのイチゴの名は
「甘満の恵み(かんまんのめぐみ)」
と言います。
名前の由来ですが
という意味があります。